七宝の柄にはどんな意味がある?【和柄特集】

着物の教科書

民族衣装である着物や、新年を祝う年賀状、おめでたい結婚祝いの品などに「和柄」を目にすることがありますよね。

日本の伝統的な和柄には、さまざまな意味や願いが込められています。

今回は「七宝(しっぽう)」柄について意味や由来など紹介していきます。

七宝柄とはどんな柄?

七宝柄とは、円(楕円)をずらして重ねて作った幾何学的な紋様です。一つの円の4分の1に、別の円の4分の1を重ね合わせています。

上下左右に繋げ合わせていく紋様は、「七宝繋ぎ」とも言われます。

七宝柄の意味

七宝柄は円形が特徴的なので、「円満・ご縁・調和」などの意味が込められています。

七宝繋ぎの柄は、円がいくつも重なっていることから”縁繋がり”とも言われ、縁起がいい吉祥文様とされています。

七宝は仏教の言葉?

仏教では、「七宝(しちほう)」や「七珍(しっちん)」と呼ばれる7つの宝物を意味する言葉があります。

『仏説阿弥陀経』では、極楽浄土の荘厳を「金・銀・瑠璃・玻瓈(はり)・硨磲・赤珠(しゃくしゅ)・瑪瑙(めのう)」の七宝で表現しており、富裕や高貴さの象徴とされています。

伝統工芸品である七宝焼きの由来は、仏典に登場する七つの宝玉を散りばめたような美しさからきているそうです。

まとめ

丸をつなげたデザインの「七宝柄」は、見え方によっては4枚の花びらにも見えて、個人的にとてもかわいい柄だと感じています。

円満・調和などを意味し、七つの宝に由来する縁起のいい吉祥文様である七宝柄。おめでたい席の着物や帯、お祝いの品にもおすすめです。

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